パブリックガレージ　店主の日記

今日はセレブカブのエンジン整備をしよう

しかし、、、ひどく汚れたエンジンでして、、、

ゴシゴシとブラシで研くんですけど、、、

めちゃ大変だ！！

汚れが蓄積されてこびりついてるよ。

ある程度汚れが落ちたから

いよいよエンジン内部の確認だ。

やはり、、内部もひどく汚れてるよ。

しかも、、ミッションのベアリングがガタガタや、、、

こりゃ、、全バラにしないと、、まともに走れないよ。

このベアリングを交換するだけなのに、、

ここまで分解しないとたどり着けない、、、

ちゃんと走らせるためにも、、

不具合箇所は手を入れて安心して乗って頂きたいです。

 

アンティークなコレクションケースを手に入れたのさ

木枠やレトロなフックが素敵

深さもあるから、大きめなコレクションも収蔵できます

手持ちのキャメラを入れてみた。

キャメラマニアではないですけど、、

譲り受けたり、拾ったりしたキャメラが数台あるから

並べてみようか、、、

それとも、、、

ホコリまみれになっている、、

リンリン時計を収蔵しようか、、、、

リンリン時計マニアではないけど、、、

拾ったり、、拾ったり、、100円で買ったり、、、

リンリン時計が、、、

まだまだ、、いっぱいあるのさ、、、

 

 

 

 

本日は、ベスパの修理

とっても可愛いイタリアン　スクーター

このモデルはビンテージと呼ばれるタイプ。

50ｃｃです。同じカタチで100ｃｃもあります。

この可愛さに騙されてはいけませんよ。

4速ギア　しかもハンドルチェンジ

左手でクラッチレバー握って、、

さらにその左手でギアを変速する、、

2スト　混合ガソリン（自分で混合するのよ、給油のたびに、、）

とまあ、、非常に煩わしいバイクです。

しかし、、乗ってみると、、すごく楽しい。

キビキビ走るけど、、ブレーキは甘い。

まあ、、乗り手を選ぶバイクなんでしょうね。

で、、こちらのベスパ

不具合発生で入庫いたしました。

アクセルが戻らず常に全開状態で、、、

恐ろしくて乗れない、、んだってさ。

点火時期の確認をしてみた。

特にズレはないようだ。

次にキャブを分解。

すると、、、

スロットルボディのリターンバネが、、

3つにへし折れてた。

これが原因だ。

リターンバネが効いてないから、

アクセル開けてもストッロルが落ちないんだ。

これじゃ、、常に全開走行で、、

ギアチェンジもできへん。

まぁ、、、イタリアンですからね

キャブの構造もヘンテコリンでして、、

しかも整備性の悪い仕組み。

しかし、、これだけが原因ではないような、、、

オイル漏れがひどいから、

もしかしたらクランクシールが破損してるかも？

そうだとしたら、、、大変な作業になるなぁ

しっかりと手直ししないと、、

こいつには乗れないよ。

 

 

 

 

順番に作業待ちバイクの整備を進めます。

本日はモンキー

オーナーさん自ら部品をかき集めて

コツコツとモンキーを組み上げました。

良い部品は別のモンキーに使用してしまい、

余った部品を寄せ集め、、、悪いとこ取りの

チグハグなモンキーができてしまった、、、ようだ。

ご覧のように、、、

タンクが黒

フロントフォークが金メッキ

ホイールは前後色違い、、

シートはビロビロ

トドメは、、全身　サビサビ

こんな状態ですが、、

オーナーさんにとっては、愛しいモンキーちゃん。

ナンバー付けて、、当店までルンルン気分で

見せびらかしに来たその日、、、

30キロしかスピードが出ない、、

坂道　登らない、、。

ってことで、即日　入院っす。

悪いとこ取りモンキーですから、、うまくはいかなかったようだ。

ま、疑わしい箇所はピンと来ましたから、、

作業開始

クラッチですよね～

ハウジング開けて、クラッチ板を確認、、、

ん、ん？？？

所々、、フリクション、、砕けてるやんけ！

思わず、笑っちゃいました。

これじゃ、動力伝わりません。

早速　新品のフリクションに交換しました。

悪いとこ取りモンキーちゃん、、

次は、どんなトラブルを発するのだろう？

 

 

 

 

単車　XJ400

本日はキャブ、、、、

まず、、インシュレーターを新品に交換します。

カチカチに固まった古いインシュレーターを外して、、

新品を取り付ける。

嬉しいことに、まだメーカーから供給があります。

お値段は随分と高くなってますです。

でも、、ここは大切。

古くなるとゴムがヒビ割れて、二次エアを吸い込み

吹け上がり不良をおこします。

新品が入手できるうちに交換しましょう。

で、、キャブはノーマルをOHして取り付けるのだと思っていたら、

なんと！オーナーさん

新品の　KEIHIN　CRキャブを用意しよった。

こいつはすげー！！

10万円以上する優れもの！

FCRじゃなくて、、CRを選ぶところがツウだ！

この、丸っとしたボディが旧車にはバッチリ似合うのさ。

うぉーぉぉ！！カッケー！！

これで、見栄えも走りもガラッと変わるんだなぁ！

いいなぁ～。素敵！！

 

「単車」　XJ400の整備

本日はフロントフォークのOH

昭和のバイクなので、、、

インナーチューブはサビサビ

アウターもカサカサ

当然　フォークシールは破裂しててオイルモレモレ。

特にインナーのサビは致命的な状態です。

そこで、、オーナーさん。

バフ掛けされたアウターを手に入れたようです。

さらに、、、インナーチューブは

なんと！新品！

新品のリプロパーツが存在するんですね~。

これは助かります。

早速、、分解して中のスプリングを取出しましょう、、、

、、、と、、うまくはいかないもんです、、

インナートップに社外のエアバルブが付いてて

しかも、、昭和時代の　社外パーツなんで大事に傷めないように外さなきゃ

こうゆーとこが、、以外といやらしくて、、

経年劣化してて、、ポキッ！！と行くときがあるんだよねぇ。

しかも、、、きつく締め付けられてるし、、

 

セレブカブです。

おおよそのカタチができてきましたので

これからバラバラにして、本溶接→塗装の作業に入ります。

しかし、、すげー汚れた車体だなぁ

フレームの内側に蓄積された肥やし？の塊が

エンジン後ろ半分を覆ってます。

どうも、この車両は畜産業あたりで使用されていたような感じ。

最初、、すげー糞臭かった、、、

何色にしようかな？？

オーナーさんと色合わせをして、塗装屋さんに持ち込みます。

外注に出している間に、エンジンのOHを行います。

春先には乗れるように、、、ね。

 

やっとこさ、フレームにエンジンが載っかった。

ここから、腰上組み付けはスペシャリストにお任せします。

ピストンヘッドにカーボンが付着してますけど

新車から一度も開けていないエンジンにしては綺麗な状態です。

大きくダメージを受けているような箇所もございません。

ピストンリング、バルブステムシールの交換くらいでいけそう。

でで、作業をお願いするのはこちら

バイクショップ「FULL　HOUSE」

長くメカニックとして経験を重ねた知人が昨年オープンしたお店。

特に　空冷カワサキが得意な店主。

通称「ナイトー君」

お店の中も、旧カワサキ車がたくさん作業待ちのようです。

しばらく、Z650LTDはお預けして、

その間に新品パーツの取り寄せや外装の作業をすることにします。

さてさて、、、密かに進めていたプロジェクトを再開します。

男　カワサキ　なんですが、、、

とてもマニアックな

Z650LTD、、のレストアです。

作業前の画像がないのでパーツリストから失礼

カワサキと言えば、、Z1,Z２系ですが

こちらは後期モデルの、「ザッパー」系になります。

全体的にやや、角張った車体になってて

強いて言えば、ダサかっこええって感じかな？

個人的には、、好きなタイプです。

あまり売れなかったモデルのようで

現存台数も少なく、今となっては希少なモデルと言えるでしょう。

で、、

オーナーさん。若いときに新車で購入してずっと大事に乗ってきました。

正真正銘の「ワンオーナー車」です。

調子は悪くないのですが、、全体的に塗装やメッキパーツが

くたびれて来たのを堺に、フルレストアを決心。

当店にご依頼を受けました。

バラバラにして、再生スタートして

現在フレームの塗装、光り物パーツの再メッキ、ホイールの組み付けまで完了

いよいよ、エンジンの換装ってとこまで来ました。

 

今回エンジン本体の作業は、その道のスペシャリストにお任せです。

スペシャリストの正体は次回にご紹介いたします。

腰上は分解されて、腰下のみの状態。

全体的に汚れが目立ってましたので、洗浄と磨き上げまでいたしました。

傷つけないようにダンボールで、、フレームを養生して、、

いよいよ、、、エンジンを、、

うぉぉぉぉーーーーりゃゃゃぁぁぁぁぁ！！！！！

おお重い！！

ヘッド、シリンダーは外してあるとはいえ、、

４発の腰下はとてつもなく重い！！！！

一旦　呼吸を止めて

下半身のねばりと気合で、、

一気に合体だぁぁぁｌ！！！

載った！載っかったぞ！

腰やられなくてよかった。

この状態から、、スペシャリストのとこに搬送して

リメイクされた、シリンダー＆ヘッド廻りを組み付けます。

次回に続く、、、

 

 

 

さてさて、、ズーマー

新品のクランクが入荷しましたので組み付け作業の開始

その前に、、

ベアリング破損の原因解明の報告

このエンジン、、以前一度OHがされているようです。

憶測ですが、、今回と同じようにクランク一式を入れ替えているよう、、。

どうしたことか？

個人の方の作業のような？？？

左ベアリングを潤滑するオイルラインが（溝があるでしょ）

液体ガスケットで埋め尽くされており、、

そんな凡ミスで、ベアリングをダメにしてしまったようです。

まさか、、バイク屋の作業ではあるまい。

しっかり原因を確認して、正確に組み付けて、、

完成です！