くまもんモンキー
- 2018/03/27 18:38
さて、、くまもんモンキーの修理に取り掛かります。
毎日、修理車は舞い込んできますので
どんどん作業進めないと、、、
排ガス規制により、大きく仕様が変わった
いわゆる、、FIモンキーです。
オーナーさん曰く、、、
走り出しはイイんですが、、、
しばらくすると、パワーが落ちてきて、、
30キロ位しかスピードがでなくなる
挙げ句に、、エンストして、エンジンが止まってしまう。
????
うーんなんでしょうね??
ちょいと乗ってみたら、、
おっしゃる通り、、
エンジン始動&アイドリングは良好。
しかし、走り出すと、、数百メートルで、、息切れ。
こりゃダメだ。
とりあえず、、メーカーにリコールの照合をしてみましたが
対象外、、。ホッ、、
で、、オーナーさんに詳しく聞くと、、
「実は、、タンク内がサビてて、、サビ取り処理をしました」
、、、とさ。
んん??サビ??
こんなに新しいバイクなのに、、タンク内 サビが発生してたの??
どんな状況でサビたのかは存じませんが、、、ね。
とりあえず、、作業開始。
まずシートを外します。
あ、、こんなところにバッテリーを配置したんだ!!
こんな小さな車体に、所狭しと様々なパーツがぎっしり収まってますな。
なにせ、、FIモンキーの修理は初めてなんで、、
構造や仕組みを確認しながら作業を進めます。
可愛いくまもんタンク。
タンク内しっかり処理してありましたのでサビは皆無でした。
じゃ、、次は
燃料ポンプの確認。
燃料ポンプはメインフレームの真下。
キャブモンキーですと、、バッテリーが収まる位置に
ちょうど良く取り付けられております。
しかし、、、よく考えられてできてるなぁ、、。
燃料ポンプ外して、、
逆さまにして、中のガソリンを、、、んんんん????
うぉぉぉ!!!
サビがーーーーーーー
ドボドボと溢れ出してきました。
うん、これが原因だわさ。
ポンプの中にはフィルターが内蔵されていて
異物が混入しないようになってます。
サビによりフィルターが目詰まりしてたんだ!!
しかし、、燃料ポンプは分解できない構造のようでして、、
新品に交換するのが望ましいです。
結構 高価なパーツですが、、
重要なパーツです。
オーナーさんと予算の話し合いをしてからパーツ取り寄せます。
次号に続く、、、、